それはこんな髪型から・・・・・・
こんな髪型への変化でした。
ファッションデザイナー等がいて次々と違うものを市場に送り出し、消費を促す事などなかったこの時代、この様な急激な変化は何か理由が無い限り起こりません。
理由は非常に単純です。
フランス国王、フランソワ一世が乗馬中の事故で頭を怪我し、髪を切らねばならならず、宮廷の廷臣は国王に気まずい思いをさせないため、皆同様に髪を切り、その結果短髪が”流行り”始めたのです。しかし当時は富裕階級の男性にとって、手入れの行き届いた長髪は男性らしさや富や健康の象徴であり、これを切る事には非常に抵抗があったようで、代わりに髭を生やし始めます。
ファッションの変化は常にゆっくりと起こりました。かくして男性の短髪が50年ほども流行りつづけたのです。
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